滝沢歌舞伎2016
滝沢歌舞伎2016の覚書を。Twitterにも残してはいるけれど、きちんと全部を整理したいなあと思ってまとめ書き。基本的に阿部くんのことばかり。
【春の踊り〜いにしえ】
幕が上がって「やっと春が来た!!2ヶ月ぶりの阿部くん。大学生から大学院生になった阿部くん。かっこよすぎて無理。・°°・(>_<)・°°・。」ってなりました、案の定\(^O^)/
髪型がいつもと違う雰囲気で、前髪をしっかり右側に流して分けて、左耳に髪の毛を掛けていて本当にかっこよかった。「大学院生の自担やばい…大学院生の自担やばい…」って頭を抱えました。初回のみならず幕が上がるたびに阿部くんのかっこよさに何度も頭を抱えました。
阿部くんのいにしえのときの横ステップすきだった。飛び跳ねるみたいに楽しそうですきだった。
あと冒頭の衣装が新しくなっていて、シルバーと赤の衣装で胸の装飾が折り鶴みたいですきだった。
【Maybe】
佐久間くんはいつも阿部くんと反対側にいるのでなかなかゆっくりと見れる機会がないのだけれど、Maybeの佐久間くんは本当に儚げで色っぽくてどきどきした。佐久間くんの視線の動きがすごく好きで。照明が紫色っぽいからから、佐久間くんの白い肌に照明が当たるとほんのり桜色になって素敵だった。
あと佐久間くんがこれを毎回してたのかわからないし、座席の都合でそう見えただけかもしれないけれど、「視界を塞いでいた闇を」ってところを伏し目がちに踊ってから、「静かに晴らした」ってところを口角を上げてふって笑う姿がすごく綺麗だなあって思った。
【4剣士】
真っ白な袴姿で走り回る阿部くんを見てたら「ああJr.してるなあ」って思った。真っ白な布を持って走っていたり、岩本くんのフライング用のワイヤーを外したりしているところを見て「ああJr.してるなあ」って。わたしはここ最近で阿部くんを応援するようになったから、ありがたいことに先輩方のステージで見る阿部くんはきちんとした役割を貰っていることが多かったから、なんか「あっ、Jr.なんだ」って改めて思ったというか。上手く言葉にできないけれど。
【お化け】
They 武道の林翔太くんの演技がとんでもなかった。雪女の朗読みたいな感じで、語り部、美濃吉、雪女の一人三役をやっていたのだけれど、林くんの語り口で情景が頭の中に浮かんできて毎回ぞわあっと鳥肌がたった。
【MASK DANCE】
MASK DANCE本当にすきです!仮面で顔が隠れているところもなんかとても良い。
冒頭でV6の三宅健さんが玉座みたいなものにもたれかかるように座っていて、そこから踊り始めるのだけれど、去年の滝沢歌舞伎10thでやったshadow danceみたいですごくかっこよかった。わたしはV6のパフォーマンスって一般の方々が見たことのあるレベルでしか見たことがなかったので「あんなかわいい顔の三宅さんがこんなにガツガツかっこよく踊るんですね…!」と驚きでした。そして玉座から羽がばさりと出てきて、三宅さんに羽が生えたように見えるんですけど、マリウスくん以外にも天使っていたんだ!?!?ってなりました。三宅さん美しかったです。
そのあと仮面を被ったJr.たちが出てくるのだけれど、阿部くん本当にかっこよかった。阿部くんに担降りしたことをきっかけに防振双眼鏡を買ったのだけれど、阿部くんの表情がしっかり見えてよかった。仮面を被ってはいるけれど、目を見開いたりとか仮面の下でもしっかりと表情を作っているところが見れたから。あと最後に全員で仮面をバッ!と外すところがすごくすきです。阿部くんかっこいい顔面が拝めてテンション上がるのはもちろんだけれど、仮面を外す瞬間に大きく息を吐く姿がすごくかっこよくてどきどきした。
【太鼓】
個人的に裸の需要はないのですが、まあ見ちゃう。阿部くんの裸をついつい見ちゃう。裸の需要はないけれど自担がだいすきだから!あと阿部くん体つきが去年に比べて心なしか、がっしりしたなあと思った。
そして阿部くんの近くで太鼓を叩いていた長妻怜央くんが、太鼓を叩く瞬間にほっぺたをぷくーっと膨らませてたのがすごくかわいかったです。
【浮世艶姿桜】
なんていうか「セグウェイ…w」ってなりました。セグウェイに乗っているけれど表情はきりっとしてかっこいいし、衣装もかっこいいし、だから余計にセグウェイがじわじわきた\(^O^)/
セグウェイから降りたあとに踊る阿部くんがすごく!すごーく!!かっこよくて「なんでこんなにかっこいいのかな???なんでこんなにかっこいいのかな????」って毎回思ってた。阿部くんが「春の夢」ってところで口角を上げてふっと笑う姿もすごくかっこよかった。浮世艶姿桜の阿部くんがすごくかっこよくて、色っぽくて、次の滝沢一座のために早めにはけちゃうのがすごく残念でもったいなかった。
あと三宅さんが怪我をする前にも見ていたから、滝沢さんと三宅さん二人の浮世艶姿桜がすごくよくて、もう二人の浮世艶姿桜は見れないのかなあと思っていたら、5月5日の公演で二人の浮世艶姿桜が復活したことがとても嬉しかった。三宅さんが登場した瞬間の会場のどよめきがすごかったし、わたしも「よっしゃーーー!!!」って気持ちになりました。
【滝沢一座】
滝沢さんと三宅さんがお化粧してる前でしゃべるSnow Man。佐久間くんが「健くん!健くーん!」って言って三宅担のみなさんに爪痕を残してたの正直羨ましかったです!!!!!
あと前半は滝沢さんと三宅さんが話して終わっていたのが、後半になるにつれて、このあとの口上を無茶振りしてくれてるのはとてもありがたかった。
Seasons前の「ちなみに気象学的に言いますとですね!日本の四季は特別なんです!日本における春夏秋冬は世界的に見ても稀なんです!日本における四季は日本人の誇りなんです!」って言って胸にとんっと拳を当てる阿部くんかわいかった。気象予報士アピールかわいかった。・°°・(>_<)・°°・。
【滝沢歌舞伎】
阿部くん口上まとめ
・通常
「お天気です!皆さまのお陰で気象予報士の試験に合格することができました。ありがとうございます。まだまだ未熟者ではございますが、これだけははっきりと予報することができます。この滝沢歌舞伎で皆さまのお心は清々しい晴天となることでしょう。本日も歌舞伎日和!阿部亮平」
本日も歌舞伎日和!は言ったり言わなかったりしてた気がする。
・Snow Manからご両親へ感謝の言葉をという振り
「ふぅー…(大きく深呼吸)お天気です!晴れの日には共に遊び、曇りの日には共に学び、雨のような愛情を注ぎ、時には雷のように叱り、育ててくれたお父さん、お母さんありがとうございました!これからはすのっ…(頬をぺしん!と思い切り叩く)Snow Manの一員としてしあわせの雪を降らせていきたいです!本日も歌舞伎日和!阿部!亮平!(どやっ!と満足げな表情をして両手を膝の上に置く)(会場からの拍手にガッツポーズ)」
(5月3日夜公演/Snow Man結成日)
・オネェ言葉の無茶振り
「ふぅー…(深呼吸)お天気でぇーす♡(胸の前で手を組んでオネェ言葉。照明ピンク)おかげさまで気象予報士の試験に合格することができました。ありがとうございます。まだまだ未熟者ではございますが、これだけははっきり予報することができます!みなさまの演舞場でのお心は(ここまで普段通りのトーン)、どーんと日本晴れ〜♡オネェ日和〜♡阿部亮平〜♡(オネェ言葉で照明ピンク)」そのあと深々とお辞儀をして、項垂れて頭を上げるのが遅い。頭を上げて大きく「はぁー…」と溜め息をつく阿部くん。
(5月4日昼公演)
通常口上の「お天気です!」がすごくすきだった。爽やかで、阿部くんが話し始めると本当にわたしの心も晴れになった。でもまあ阿部くんの言うことなら割となんでもかわいいです♡
Snow Man結成日の口上は、百点満点の口上だった。「かわいい。・°°・(>_<)・°°・。花マルあげちゃう。・°°・(>_<)・°°・。」ってなった。アドリブが苦手とよく言っている阿部くんだけれど、こんなに素敵なことを言ってくれてとってもしあわせ結成日になりました。
オネェ言葉は「うん…よく頑張ったね…(肩ぽんっ)」って感じでしたwでも項垂れている阿部くんを見るのもかわいかったのでよし!
祭り
頭にハチマキみたいなものを巻いて、着物を着て扇子を持って踊っているのかわいかった。着物から腕を抜くときに扇子を口にくわえるんだけれど、そのときに口をんってして扇子をくわえて、一生懸命着物から腕を抜こうとしている姿もとってもかわいかった。ぴょこぴょこ楽しそうに飛び跳ねて、にこにこ笑顔で踊る阿部くんがすごい阿部くんだった。これぞ阿部亮平って感じだった。やっぱり楽しそうに笑って踊ってる姿がすきです。
男女の舞
滝沢さんと三宅さんがとても美しい。滝沢さんは所作が本当に女性だったし、なにより三宅さんの顔が小さい。滝沢さんだって十分顔が小さいだろうに、その滝沢さんの隣に並んでも「顔が小さい…」って思わせる三宅さんの顔の小ささやばい。
蝶の戦い
安定の自担ロックオンなので、まわりはほぼ見れていないのだけれど、そのせいかストーリーが全くもってわからなかった。なんで白い蝶と黒い蝶は戦ってらっしゃる…?って毎回思ってたけど結局わからないまま終わった。
一列に並んでくるくる回るところ(語彙力…)で、阿部くんが着物の袖をちょこんとつかんで、ちょこちょこと走ってる姿すごくかわいかった。
【鼠小僧】
お丸ちゃんいい女!!!!!!江戸一番のいい女!!!!!!お丸ちゃんだいすきでした、本当に。鼠小僧とお丸ちゃんの屋根のシーンがすごくすきだった。最初はおもしろおかしくて、見てるこっちも笑いが止まらなかったのだけれど、最後に「どうかご無事で…!」と祈るようなお丸ちゃんがすごく切なげですきだった。
あと阿部くんがやった町人役の菊三もかわいかった。一度、阿部くんが登場したと思ったら地声で台詞を言い始めるから「え!?マイクトラブル!?」って思って双眼鏡で覗いてみたらマイクすらつけてなかったのは笑ったけどwそのあとはけるまでずっと地声で話してました。マイクつけ忘れて出てくるっておっちょこちょいすぎてさすがに頭を抱えました(わたしが)。でもそういうところも結局のところかわいいんです/(^O^)\
鼠小僧の阿部くんはお丸ちゃんに「かわいいねぇ♡」って言ってくねくね体をよじったり、お茶屋で手に持ってるお団子をくるくる回して遊んだり、バイオリン後藤泰観くん扮するプードルと戯れたりしてとってもかわいかった。
MOUSE KIDでは最後に椅子に座って足を組んで、ウインクばっちんばっちんしながら、指をくいくいっとして、舌をぺろっとする阿部くん最高に男の人でかっこよくて困った。かっこよすぎて魂抜けますけど。・°°・(>_<)・°°・。
あと最後の大捕物の暴露シーンで「この中でいにしえでみんなかっこよくガシガシ踊ってるのに一人だけチャック全開で踊ってた人がいたわよねぇ!?たしか気象予報士だったかなぁ!?」とお丸ちゃんに言われて「やめろおおおお!!!!!」ってなる阿部くんかわいかったし、チャック全開と聞いて「阿部くんと横山さんそんなところで似る???」って思ってしまいました\(^O^)/
【WITH LOVE】
やっぱりWITH LOVEのときに、優しく柔らかく笑う阿部くんの姿がだいすきで。そんな阿部くんの姿を見たら、やっぱりじんわりと涙が出てきて。胸が苦しくて。JWのお見送りで阿部くんに一目惚れしたことはたしかだったけれど、きっとわたしは去年のWITH LOVEで阿部くんに恋をしたんだなあって一年経って改めて感じた瞬間でした。
【Love】
Loveすごく楽しかった。みんな笑顔で手拍子をしながらハートを描いて…ってしあわせしかなかった。個人的に阿部くんと長妻くんが向かい合ってハートを描くところがあって、そのペア割り最高だった。「あべれおペアでありがとう。・°°・(>_<)・°°・。二人とも天使。・°°・(>_<)・°°・。」って毎回思ってた。あべれお天使!!
Loveの阿部くんはすごく楽しそうで、顔をくしゃくしゃにして笑ってる姿を見れてしあわせだった。
あとSnow Manにラップをさせてもらえたのもすごくありがたかった。
幕が降りる前に客席をぐるーっと見回して笑顔で手を振る阿部くんを見ているのがすごくすきだった。
改めて滝沢歌舞伎2016、全49公演お疲れさまでした。阿部くんをすきになって二度目の春。だいすきな季節にだいすきな舞台に立つだいすきな阿部くんを見れたこと、とてもしあわせでした。
WITH LOVEの「鼓動を響かせ震える思いは 新しい時をまた刻んでいく」という歌詞がすごくすきで。去年、阿部くんに降りようかどうか悩んでいたわたしの胸にずしんときて。そのあとに続く「ありがとうと言えるよ 目の前の君に真っ直ぐ伝えたくて」という歌詞で、ありがとうと伝えたいのは一年経ったいま、阿部くんになったのだなあと思わされて。
今年の春もすごく楽しかった。また一年後、こうして阿部くんがすきでしあわせだなあと思える春だったらいいなと思います。
お誕生日おめでとう
Snow Man阿部亮平くん、22歳のお誕生日おめでとうございます!
21歳の一年は阿部くんにとってどんな一年でしたか?
わたし自身、阿部くんを応援すると決めてから日が浅くて、21歳の阿部くんを全て見れたわけではなくて。そんな中でも海外公演だったり、初主演舞台、ジャニーズウェブでの連載、そして気象予報士試験の合格とたくさんの初めてと嬉しいを貰えた年でした。
阿部くんにとっても、Snow Manにとっても飛躍の年になったのではと思います。
気象予報士試験の合格について。本当に驚いたし、阿部くんは努力の人なんだと改めて感じて。
ダンススクエア(vol.9)で阿部くんが「みんなとは別方向のアタッカーとして勉強ができることを押し出していったほうがいいんじゃないか」「僕らのことを“個性豊か”と言ってくれる人もいますけど、僕はそれだけでは物足りないと思っていて」と話していたけれど。
たしかに高学歴のジャニーズはたくさんいるし、アクロバットができるジャニーズもたくさんいる、見た目がいいのはもちろん大前提、っていうところで、きっと「それ以外で勉強ができる自分に何ができるのか?」と考えた結果が「気象予報士」だったのかなあって勝手に想像してみたりして。ジャニーズのなかで気象予報士の資格を持っている人は誰もいなかったから。隙間産業とは少し違うのかもしれないけれど、自分の武器を理解した上で誰もいないところを攻めた阿部くんはさすがだなあと。
個性豊かなことも大切だけれど、インパクトも大切で必要なことで。阿部くんの起こした行動が結果的にメディアに取り上げられていて。
気象予報士試験に合格したあと、ジャニーズウェブの連載でも「Snow Manという名前をメディアに取り上げてもらえたことが嬉しい」というようなことも書いていて、阿部くんの努力は着実に実を結んでいるんだと、他人事ながら誇らしく思いました。
ダンススクエアは「大好きなSnow Manと一緒にこれからも突き進んでいきたいです」と締めくくられていて、大好きなSnow Manのために努力を惜しまない阿部くんがとても素敵で、目が離せなくて。22歳の阿部くんがもっともっと活躍してくれることを楽しみにしています。
わたしの悪い癖でもっと早く好きになっていたかったとか、20歳のお誕生日をお祝いしたかったとか思ってしまうけど、こうして阿部くんの22歳のお誕生日をお祝いできるいまがとてもしあわせです。
22歳が阿部くんにとって素敵でしあわせに満ち溢れた一年になりますように。客席の片隅からこっそりと祈っています。
なんだかうまくまとまらないけど、結局は阿部くん生まれてきてくれてありがとう!おめでとう!大好きだよ!ってことです。
担降りした話
2015年6月に関ジャニ∞横山裕さんから、ジャニーズJr.のSnow Man阿部亮平さんへ担降りしました。
という話を、自分の気持ちの整理と流行りに乗って担降りブログとやらを書いてみようかなと思い、だらだら書いてみることにしました。ものすごく長いし、まとまりもないし、自分語りの完全に自己満足の産物です。
ことの始まりは2015年1月、つまり今年のジャニーズワールドで、我が子のようにかわいいマリウスくんが出る!!!!行かなくては!!!!!という使命感に駆られチケットを申し込み、無事にチケットを確保。
いざチケットが届いてみると2階席。正直「あーあ、2階席かあ」と思っていました。しかも幕が上がってみたらお見送りとかよくわからない制度があると。
ずっと応援していた横山さんがコンサートでアリーナに降り立つと真顔になる系のオタクとして、アイドルはステージの上で輝いていてほしいと思っていたので「お見送りとかまじか…いらないわ…」と心の底から思っていました。
そもそも「2階でお見送りしてくれるSnow Manって?申し訳ないけどグループの名前しか知らないなあ」と思っていました。だからお見送りも「会釈だけして出て行こう」と思っていて。いちおう挨拶するときに、相手の顔をちゃんと見て挨拶すると体に刷り込まれていたので、扉に入って頭を下げてぱっと顔を上げた瞬間、まさしく電流が流れました。本当になにが起こったのか全くわからなかった。ただ目の前にすらっとした爽やか好青年がいたのは覚えています。混乱したまま扉から出て行くわたし。
「誰!?!?あのかっこいい子!?!?!えっ!!!めちゃくちゃかっこいいんだけど!?!?!?調べたくても名前知らない!!!!!」もうときめきと絶望で頭の中が大混乱です。わたしが知らないんだから、一緒に観劇してたただのミーハーな母が知るわけがない。
そこで困ったときのtwitterです。「すごいかっこいい子がいたんですけど、教えてすの担!」と呟いたら何人かの見ず知らずのすの担さんからリプライをいただきました。「阿部亮平くんではないですか?」と。
つぶやいたと同時に友人にも「かっこいい子いたんだけど誰かな!?」って連絡しました。「それ阿部ちゃんだよ!阿部亮平くん。たぶんこの子じゃない?」と画像付きで連絡が返ってきて。「そうそうこの子!阿部亮平くん!阿部ちゃんね!おっけー!ありがとう!」と、それはもう軽い感じで。新しく可愛がれる子が増えたー!わたしの癒しが増えたー!くらいのノリでした。
そのあともう一度だけジャニーズワールドを観劇する機会があり、マリウスくんが出てないときに阿部くんと思われる子を見てみようかなあと軽い気持ちで双眼鏡を覗いてました。初めて意識して見た阿部くんは「なんて楽しそうに踊るんだろう」というのが率直な感想で。ずっと応援していた横山さんはどちらかと言うと踊るときも表情が変わらないので、こんなに楽しそうに踊る子がいるんだと思いました。
元々わたしのジャニーズの入りは、ジャニオタの友人に見せられた関ジャニ∞のコンサートDVDで横山さんのことを「見たことあるな、この人が一番好きだな」と思いながらぼんやり過ごしていたら、他の友人が関ジャニ∞にどっぷりハマり、コンサートに誘われて横山さんに落ちたからで。この人のことをもっと知りたい、応援したいと思ったそのときから「わたしの担当は横山裕さんです」となったわけです。
わたしのなかでの「自担」と言いたい人は一人だけで、便宜上たとえば「Sexy Zoneだったらマリウスくん担です」とは言うものの、「自担と言ったら関ジャニ∞横山裕さんです」という感じでした。このあたりは本当に自分のこだわりのようなものだけれど。横山さんが一番で、他に色々とかわいい子や好きな子に手を出すと言うスタンスで。実際にエイト以外にも色々な現場に行っていたけれど、横山さんが大好きで大好きで仕方なくて「この人を降りるときがオタクを卒業するときだ」ってずっと思ってた。
そんなわたしを揺るがしたのが、上にも書いたようにジャニーズワールドでお見送りをしてくれた、ぽっと出の阿部くんで。しかも一目惚れで。最初は「アイドルなんだからあんなに至近距離で見たらかっこいいに決まってる」「そもそも一目惚れなんてありえない」と思っていて。そう思いながらも、阿部くんのことが気になって気になって仕方がなくて。阿部くんのことを調べる毎日。たまたま持っていたDVDに阿部くんが出演していたこともあって、それをひたすら見てました。
その当時、ちょっと色々と自分の中で横山さんから気持ちが離れ気味なこともあって、半分冗談で「阿部くんに降りようかな」って友人に言ったりもしてました。
それでも頭の中では一時的な熱病のようなもので、またすぐに「横山さん横山さん」って言い始めるだろうなあと。大体いつもそのパターンだったから。わたしの自担は横山さんで揺るぎないと思っていました。
ジャニーズワールドも終わり季節は春になっても、やっぱり阿部くんが気になることは相変わらずで。そんな阿部くんを見るために、4月からの滝沢歌舞伎を申し込みして、自分が観劇する日を心待ちにしていました。いままで滝沢歌舞伎を見たことがなかったので、これはDVDもなにも見ずに行こうと思い、本当に初見で滝沢歌舞伎に入ったのですが、それはもうすごく楽しくて。阿部くんがかっこよくてかわいくて仕方なくて、愛しさが溢れてきて、最後のwith loveを歌う姿を見てなぜか泣いてしまうくらい好きで。それでも横山担って名乗ってる自分にどこか罪悪感があって。横山担なのに、どうしようもないくらい阿部くんを好きになってるわたしがいて、横山さんにも阿部くんにも不誠実な気がして。そんな自分の気持ちの整理がつかなくて。終演後に自宅に帰れなくて一人でカフェに入って気持ちを落ち着けるという事態に。そんな気持ちになったのも初めてだったので、正直なところ、自分の気持ちの変化とか現状についていけなかった。
それでも阿部くんに対する思いはどんどん膨らんでいって、もっとステージの上の阿部くんを見たい!という気持ちでいっぱいになって。そのあとご縁があって、何度か滝沢歌舞伎へ入ったり、クリエのSnow Man公演や、A.B.C-Zのコンサートに入らせてもらえて、着々と阿部くん沼にのめり込んでたわけです。
というか、もうね、ジャニーズワールドで阿部くんを認識した瞬間からtwitterでは阿部くんのことばかり呟いていて。
いままでずっと関ジャニ∞や横山さんのことばかり呟いていたのに、急に阿部くんのばかり呟くようになったからフォロワーさんがどんどん減って、横山さんの話が出来ないわたしって価値がないんだなって落ち込んだりもして、twitterにも居づらくなって。それでも阿部くんを好きな気持ちが止められなくて、そんな気持ちをアウトプットする場所がtwitterしかなかったから、ひたすら阿部くんの話をして、フォロワーさんが減って落ち込んでの繰り返しで。
横山さんの話をしなくちゃと思いつつ、頭の中は阿部くんでいっぱいで。横山さんの話をしなくちゃとか、横山さんの話が出来ないわたしは価値がないとか、いま思うと義務みたいになっていてちょっとおかしいなって思うけど、そのときはそんな風に思えなくて。まわりはエイト担ばかりだったし、わたしも自分はエイト担だって思い込もうとしていた部分もあって、変に焦っていたんだろうなあと思います。
あとは、いままで築いてきた人間関係に変化が生じるのか嫌だったんだと思います。エイトを通してなかよくなった人たちとの関係が、エイトがなくなったらなくなってしまうんじゃないかって怖かった。これに関しては、結果論になってしまうけれど、担降りしたいまでもお付き合いしてくれる友人がいるので、そんなに悩むことでもなかったのかなあと思います。もちろん残念ながら疎遠になってしまった友人もいるけれど、それはそれで縁がなかったのかなって思えるようになりました。
阿部くんで頭がいっぱいの状態でもなかなか担降りをする決意ができなかったのは、人間関係はもちろんあったけど、それよりも「本当に阿部くんでいいの?」「きっと阿部くんを好きな気持ちも一過性のものじゃないの?」とか「横山さんについていけば間違いない」「横山さんを好きでいたら絶対に楽しい」とか思っていたから。横山さんを手放す踏ん切りがつかなかった。あとJr.担って現場がいつあるかわからないし、いつJr.が退所してしまうかわからなくて不安定で怖かったから。言い訳をしていたんだと思う。どっちつかずで勇気もなくて、ずるいなあって振り返って思うけど、ぐるぐる堂々巡りを繰り返して悩んでた。いま思うと、かわいい子を見つけて自分のブームが来たことは何度もあったけれど、こんなに担降りしようかやめようか悩んだのは阿部くんだけだったんだけど。
そのあと5月から始まった横山さんの主演舞台があって。その舞台がとてもいいお席で、しかも待ち望んでいた横山さんの演技のお仕事ということもあって。そんな舞台だからこそ、舞台の上の横山さんを見てもなお「阿部くん阿部くん」と言ってたら降りようと思っていて。
横山さんの舞台は純粋に楽しくて笑えてちょっぴり切なくて。とっても素敵な舞台でした。
それでも途中から横山さんのこういう表情が大好きだったなあって思ったら涙が止まらなくて、頭のどこかで「ああ、わたし降りるんだなあ」って考えてしまっていて。たぶんもう自分の中ではどこかで担降りを決意していて、ただ降りるきっかけが欲しかっただけなんだと思う。
そして舞台が終わったあとに友人に「阿部くんに降ります」って宣言していました。それが2015年6月の出来事です。
横山さんの全部が好きだったと言ったら嘘になるけれど、嫌だった部分も含めて大好きで。横山さんの笑った顔が狂おしいくらい大好きで、照れ屋なところとか、メンバー思いなところとか、家族が大好きなところとか、努力家なところとか、バスケをしてる姿とか、大好きなところを挙げたらキリがないし、嫌なところも挙げたらそれなりにはあるけれど、ずっとわたしの自担はこの人しかいないって思っていて。
ただ横山さん以上に「この人をもっと知りたい、応援したい」と強く思うようになったのが阿部くんで。それでも横山さんを大好きな気持ちは変わりなくて。うまく言葉にできないけれど「わたしの担当」と呼びたい人が変わってしまった事実はそこにあって。
いまでも横山さんのことを考えると心がざわざわするし、涙が出てくるけど。それでもやっぱり横山さんは、わたしのなかでずっと特別で別格な人なんだと思う。
阿部くんを知ってから半年間、悩んで悩んで悩み抜いてやっと担降りして。もっと早く降りればよかったのにって自分でも思うけど、自分の気持ちを整理するのに必要な時間だったんだと思います。
阿部くんを好きになって、応援できているいまが毎日しあわせで、この人に降りて後悔しなかったと胸を張って言えるほど、まだまだ阿部くんのことを知らないけれど。阿部くんのおかげで色々な初めてを知ることができて、本当に楽しくて。もっともっとこれから色々な世界を見せてくれるんだろうなあって思ったら、わくわくが止まらなくて。
阿部くんが顔をくしゃくしゃにして笑うところが大好きで。そんな表情をもっとたくさん見ていきたいなあと思います。
まだ自分のことを「阿部担です」って言うことに変な感じがするし、むず痒いけど、これからは阿部担としてゆっくり少しずつ阿部くんのことをもっとたくさん知っていけたらなあって思います。
最後にもし友人がこの記事を見て「これあいつじゃない…?」って思ったとしても、そっとしておいてくださいw